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答えがないのはもの凄く不安でもやもやしたけど、君の性格上教えてくれないのはわかってる。
私は軽くため息をついた。
「ほら、もう寝ろよ?寝るまでココにいるから。」
タバコを吸いながら、頭を撫でてくる。
その手を取り、私はまた抱き締めた。
「ここにおってね?」
離れたくない一心で言葉を紡ぐ。
「いるよ。やけど、早く寝ないと明日キツくないか?こき使うぞ?」
そう言いながら君は笑う。
私もつられて笑う。
君の手を握りしめたまま、いつしか私は眠りに落ちた。
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