午前4:00

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どのくらいの時間がたっただろう。 ふっと人の気配で目が覚めた。 ほやっとしている頭でベッドの脇を見ると、 そこには君が立っていた。 ちょっとビックリしたけど、君だったから安心した。 私は完璧に起きるまでが時間がかかるから、やっとの事で「ん~?」とだけ言った。 「寒くない?暖房つけようか?」 君は優しく聞いてきた。 私はその前の日ぐらいから風邪を引いていて、飲んでる最中も咳が出ていた。 きっと寝ていた時も咳をしていたんだろう。 「だ…いじょうぶ…寒い?」 完全に覚醒してないから、返事をするのもやっとの私。 「オレは寒くないよ。」 そう言うと君はベッドに腰を下ろし、タバコに火をつけた。
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