【第一章】終焉の夜明け~其壱~

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「………トキヤ。歴代最強と言われた国王、トキヤではどうだろうか?」 「トキヤですか?あの10代国王の?」 「そうだ!あらゆる魔法、禁呪、禁術までを扱い、オリジナルの魔法まで組み上げ、伝説種のドラゴンまで使役したされるあのトキヤだ!」 【トキヤ・エレミヤ】 現42代国王ジョシュ・エレミヤの32代前の国王。【英雄王】と言われる。この世のあらゆる魔法を使いこなし、禁じられた魔法さえ楽々と使いこなしたとされている。 さらには彼が編み出した魔法は1000を越え、今では彼の編み出した魔法は一部が世に普及している。 そしてこの世界に住む最上位、最強種であるドラゴン。その中でもドラゴンを束ねるエルダードラゴンを使役していたとされる。 「いいのですか?ちょっと荷が重くはありませんか?」 「いや、あの子のあの魔力。伝説の“英雄王”にもヒケをとらんと思う」 ユリアが表情を伺うように聞いてきた。 「…それはあなた以上の実力ということですか?」
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