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そして、只今、わたくし一ノ瀬みことは、何とも言えない緊迫した空気が漂う部屋の中央にいるわけでございまする。
緊張して、言葉がおかしいのは御愛嬌。
いやね、部屋に入るなり、バババッと部屋にいる全員…数にすると8人ですね。の視線を浴びせられたら、そりゃ緊張もするよね。
とりあえず、私の正面に3人。
両隣、私を囲むように5人。
そして、あいてる席に丞が座って、結局9人?
そんなに広くない部屋なのに、男ばかり集まって…
圧迫感というか、威圧感というか…
「皆さん、一斉にみことさんの事を見るから、彼女怯えてますよ。」
この何とも言えない空気を壊してくれた救世主は、またもや沖田総司だった。
「あぁ、怯えさせてしまってすまないね。私は、局長の近藤勇だ。歳から君の事は聞いているよ。」
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