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――…ここは天国?
お星様になったと思ったら、まだお化けのままでした。
んー……なんか、忘れてる気がする。
「くせ者か?!」
――…シュッ
「ひっ」
目が覚めて数秒。
いきなり、声がしたかと思った瞬間、私の胸を鋭利な刃物がすり抜けた。
「………え?今すり抜けんかったか?お前何者……っておらんし。」
何だか怖いから、私は脱兎のごとく逃げ出した。
いや、逃げるでしょ?普通。
「……ってえ?まさか……あかん、俺疲れすぎや…寝よ。」
てか、あの人私のこと見えるんだ……生きてるのに、苦労してるんだなぁ……
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