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よくよく見渡せば、私の周りにはイケメン揃い。
一番最初に話しかけてきた関西弁のお兄さんなんて、顔ちっさ!
健康的な肌で、これまたイケメンじゃないですか。
そんな場違いなことを考えていると、怖いお兄さんがまた話しかけてきた。
「あー、怯えさせるつもりはなかったんだ。あれだ、で、お前は何者なんだ?」
言い方たいして変わってないよ。お兄さん。うん、怖いのは見た目だけの不器用お兄さんだな。
さて、そろそろ質問に答えないとなぁ…
「何者…と聞かれると、未来から飛ばされてきたかわいそうな幽霊です。
あ、今は生身の体があるから、幽霊じゃないか。」
うまい理由が思いつかなかったから、正直に言ってみた。テヘ。
「「「「は?」」」」
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