第十三章「死者の導き」

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「まさか……」 その言葉の後、智久は勢い良く走り出した。 三人も慌てて後を追う。 ―――― 「ハァハァッ……」 全力疾走した為に、一同の息は上がっている。 その四人が立っているのは、【A‐3】。 大量の死体が散乱する部屋があるエリアだ。 そして、問題の部屋の扉を開けた時、智久以外が声を漏らした。 「これは……」 「………酷い」 「何てことを……」 三人がそれぞれに口を開く中、智久は無言で部屋へと入る。 そして、死体を順に調べ始めた。
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