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「………」
状況を理解した戸塚も加わり、触れないという二人を部屋の外で待たせていた。
「あった………!!」
探し始めて15分ほど経った頃、智久が血にまみれたカードキーを見つけ出した。
カードキーのケースに付着した血を拭ってポケットにしまう智久。
「今度こそ合ってれば良いんですがね…」
戸塚も手や顔に飛び散った血を拭いながらボヤき、二人は部屋を出た。
外で待機していた二人を連れ、もう一度【A‐4】へと向かう。
このカードキーが、先へと向かう鍵だと信じて…。
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