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「極秘に製造されたハンター。奴らを使って世界を日本の支配下にする」
「勿論、初めは日本の仕業だと気づかれない様に、ハンターを世界に送り込む」
「そして世界が弱りきった時、全ての支配権を得る為に動くのだ」
満足そうに語る榊原だったが、裕也が口を開く。
「日本の仕業だとバレれば、核による報復が始まるに決まってる」
「気づかれないさ。仮に気づいたとしても、その頃には手遅れだ」
その言葉に一同は疑問符を浮かべる。
「送り込むハンターの体内には周囲50kmに存在する、全ての電子機器を破壊する装置を埋め込むのさ」
「全ては大島大悟の造り出した傑作だ。その為だけに、わざわざ使ってやったんだがな」
罵倒する言葉にすら、夜深は声を出さなかった。
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