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「どんな計画かと思えば…。下らない」
智久は呆れた表情で続ける。
「お前の計画は浅はかで、幼稚な妄想だな」
「貴様…。自分の置かれている状況を理解してるのか?」
怒気を含ませた声で威嚇する榊原。
「智久の言う通りよ。貴方の考える理想なんて、所詮はエゴでしか…」
リリーが言い終わる前に、部屋を銃声が包んだ。
「裏切り者に私の理想を語る資格は無い」
榊原の放った銃弾は、リリーの頭部を撃ち抜いていた…。
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