第十八章「決着」

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吉田との一件で、榊原は智久を危険分子と判断し、高校の卒業旅行を利用した殺害計画を企てる。 それを知った夜深は、御津裕太へと接触。 裕太のクローンを使い、卒業旅行を登山に決めさせた。 あの場を榊原に殆ど監視されていた夜深は、初めに百合を一同から引き離し、DNAを採取。 それを使い百合のクローンを生成し、監視する榊原へ見せつける様にクローンを殺害。 次に敬一のクローンを使い、狂気を演じた。 そして、一人ずつ通った空洞で智久以外をクローンとすり替える。 それを殺害し、あたかも智久以外を全員殺害したかの様に演出した。
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