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「戸塚さん!!」
「リリー!!」
一同の目の前には、死んだ筈の二人が居た。
榊原の部下を拘束しながら。
「…全く。永宮くんといい、貴方といい。その脳で一国くらい手中に出来そうですね」
呆れた様に言う戸塚。
しかし顔は微笑んでいる。
「こんな秘策があるなら、初めから話しておきなさいよ」
リリーに怒られた夜深は、楽しむかの様に答えた。
「結末を知るのは製作者だけで良いのさ。…それに約束があるからね」
そう言ってパソコンを操作する。
其処には一人の外人が映し出されていた。
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