第十九章「再会」

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辿り着いた先は、智久が通っていた高校。 夕闇が包む学校は、静けさだけを纏っている。 その静寂を壊さぬ様、一同は静かに中へと入った。 会話の無い足取りが目指す場所。 それを、智久は理解していた。 やがて一同の歩みは止まる。 【3―A】 そのプレートが掲げられた部屋は、暖かな光が漏れている。
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