第二十章「eternal deys」

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15年前、二人は同じ養護施設で過ごしていた。 三歳あった年の差は、二人を兄弟の様に仲良くさせた。 しかし。 そんな幸せな日々も、小さな事で壊れてしまった。 「大悟くん。きっと、あの二人が貴方を引き取ってくれるわ。智久くんと一緒にね」 職員の一人が告げた言葉に、二人は喜んだ。 しかし、その期待は裏切られてしまう。 「あの人達の事情でね、引き取られるのは智久くんだけになってしまったの…」 幸せの絶頂から、絶望の底へ落とされてしまった。
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