17人が本棚に入れています
本棚に追加
「僕は昔マコ兄と遊んでる時にある告白をしました。
場所は近所の公園です」
近所の公園・・・告白・・・
「その内容は・・・」
「あーーーーー!!!」
相手の言葉をかき消すほどの声を上げる俺
思い出した・・・こいつは夢の相手で、昔俺にプロポーズしてきた・・・
「和泉 勇!(いずみ ゆう)」
「やっと思い出してくれたんだね!これも愛の力かなぁ!」
人に抱きつき嬉しそうに勝手なことを言う
「いいから離れろ!」
小柄の体系の割には凄い力で俺を離そうとしない
「このガキ、いい根性してんじゃねーか」
力を入れ離そうとする
「あー!まだ僕の事子供扱いする~。僕だってもう大人なんだから!」
ちょっと待てよ、あの当時俺が5歳でこいつが3歳だから・・・
「高2!?」
「そうだよ、小さいからって子供扱いしないでよね」
どこから見てもガキ(中坊)にしか見えない
俺が195だからこいつは150あるかないか
ガキ扱いするなと言うのが無理な話だ
「でも・・・」
「アン?」
勇は顔を背け恥ずかしそうに
「マコ兄なら・・・その、子供扱い・・・でもいいよ」
頬を染めて言うことじゃないだろ・・・耳まで真っ赤だ
俺の休みはどうなるんだ?
最初のコメントを投稿しよう!