思い出

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「僕は昔マコ兄と遊んでる時にある告白をしました。 場所は近所の公園です」 近所の公園・・・告白・・・ 「その内容は・・・」 「あーーーーー!!!」 相手の言葉をかき消すほどの声を上げる俺 思い出した・・・こいつは夢の相手で、昔俺にプロポーズしてきた・・・ 「和泉 勇!(いずみ ゆう)」 「やっと思い出してくれたんだね!これも愛の力かなぁ!」 人に抱きつき嬉しそうに勝手なことを言う 「いいから離れろ!」 小柄の体系の割には凄い力で俺を離そうとしない 「このガキ、いい根性してんじゃねーか」 力を入れ離そうとする 「あー!まだ僕の事子供扱いする~。僕だってもう大人なんだから!」 ちょっと待てよ、あの当時俺が5歳でこいつが3歳だから・・・ 「高2!?」 「そうだよ、小さいからって子供扱いしないでよね」 どこから見てもガキ(中坊)にしか見えない 俺が195だからこいつは150あるかないか ガキ扱いするなと言うのが無理な話だ 「でも・・・」 「アン?」 勇は顔を背け恥ずかしそうに 「マコ兄なら・・・その、子供扱い・・・でもいいよ」 頬を染めて言うことじゃないだろ・・・耳まで真っ赤だ 俺の休みはどうなるんだ?
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