~プロローグ~

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 「短い人生だったな~」 真っ暗闇な空間を一人さ迷い浮かんでいると 「まだ、生きたかったな~・・・・ま~それももう無理だろうけどね・・・」  自分が、死んでしまった事を改めて思うと怖くなり一輝は、泣き出してしまった。 「そんなに生きたいか?」  さ迷っていると聞き覚えの無い老人の声が聞こえてきた。 「あんたは、誰だ」 「君の概念で言うなれば神と言った所か・・・」 「生きたいかと聞かれれば答えは、イエスだ」 「なら、生きかえらせよう・・・但し条件がある」 「条件?」 「魏と言う国の統一の阻止だ」 「魏ってまさか三国志のか?」 「因みに、阻止してもらう魏の国は、恋姫無双の世界にある魏じゃ。それに条件に応じてくれたら願い事を四つ叶えてやる」 「わかった・・・・条件を呑んでやるけどもう願い事を叶えて貰えるかな?」 「何じゃ?」 「まず一つ、自衛出来る程度の腕が欲しい。二つ、何かしらの能力が欲しい。三つ、モテた思いが無いからモテる程の容姿が欲しい。四つ、自信がつくまで此処に置いて欲しい。この、四つだ」
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