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青年は昇降口まで行き、自分の名前が書いてある靴箱に靴をいれ、持っていた上履きをはいた。
「えーっと階段階段。………おっ、あったあった」
階段を二段抜かしで走り二階に着いたら、[1-3]と書かれた教室を探し始めた。
幸い近くにあったらしく教室を見つけるとすぐに入り一言。
ガラッ「サーセンww寝坊しましたw」
しかし返事も人影もなく返ってきたのは、シーン…が似合うむなしい教室の風景。
「……っギャあァァァァぁぁぁぁァァァァァァァァぁ!!!!!!!!遅かったぁぁぁぁ!!!!」
パニクる青年。
まるで親にゲームのセーブデータを消された少年みたいだ。正直キモい。
「そうだっ!今は何時だ!?」
そう言って時計を見ると…
[7時28分]
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