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少し考え、悩んでても仕方ないという結論に達しそのチームの元へ行く。
「あのーちょっといいですか?」
頭をグシグシと掻くのは照れ隠しだ。
「いいわよ」
その凛とした声で返事をしたその子からは落ち着いた雰囲気が出ていて、大人っぽかった。
真っ黒でストレートな髪は背中まで伸びていて、ヘアピンが付いているなんとも言えない前髪は真ん中で分けられていた。
ふっくらとした頬に澄んだ深い青色の目を持っていた。
クーデレだったらいいなぁとか思ってはいない。
「こっちは今男1人と女子2人いるんで合併しませんか?」
そう言うとその子を含む3人が何かを話し、こちらを向いた。
「丁度良いわね。 よろしく」
にっこり笑ったその顔は、日菜さんとは少し違った笑顔だった。
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