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「球技大会かぁ、大変だなぁ」
凛々さんと真優さん、日菜さんに俺で会話を始めようと切り出した。
解散みたいになったが、帰らずグヘヘとか思ってはいない。
教室で他のグループがどうなるかを見たかったのと、凛々さん達と仲良くなりたいと思った。
正達は帰ってしまった、もったいない。
「そう? 日菜は楽しみだよ!」
元気で明るい日菜さん。
見ているだけでまぶしい。
「そう? まぁやるなら勝ちたいわね」
よくわからない凛々さん。
ただのクールなのか、何を考えているのかを表に出さないだけなのか。
所謂ポーカーフェイスなのだ。
「勝ちたいね!」
若干キャラが被り始めた幼なじみの真優さん。
こいつも明るいが、「明るい」といっても種類がいくつかある。
こいつは軽度のツンデレかな。
「んーまぁ勝ちたいわな」
頭を掻いてしまう。
そういう癖なのはわかっているのだが、自分でもよくわからない時に出てくるのだ。
まだ仲良くなり始めで、凛々さん達と話すのは恥ずかしいからなのかな。
クラスを見ると、なんかもうやけくそみたいなかんじで適当にチームを作り始めていた。
そんなこんなで帰ることになりました。
手抜きって素敵。
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