第1話『始まり、そして』

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      「午後から暇だな……」 昼食を食べ終わった俺は1万円もしたソファーに座りテレビを付ける。 やっぱり面白いのやってねぇな……。 DEATH NEETとかいう番組が放送されていたのだが、どこの誰か知らないがセンスのない名前だ。 と、ここで俺の携帯が鳴る。 掴もうぜ♪ドラゴソボール♪ 近くに置いてある携帯を手に取り、電話に出る。 「もしもし(渡部陽一さんの声で)」 「あんた誰?」 真優さんでした。 「あ、ごめんごめん」 「なぁんだ、ビックリした」 俺のがビックリしたわボケ。 「ところで何用ですかい?」 「あんたどうせ暇でしょ? 買い物に付き合ってちょうだい」 「一生お供いたします」 俺のリア充人生が完成しました。
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