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「…あぁー!めんどくさい!藤原!洗濯板めんどくさいからはよ物語進めて!」
うわ。あっちからの要求もありかい。自由やなぁ。
えー、菅が川で洗濯をしていると、川の上流から、何かが流れて来ましたー。
「あ、ほんまに流れてきた…でかっ!」
でかっ!
あ…えー上流から流れてきたのは、大きな大きなアシンメトリーな形の桃でした。
「でかっ。形悪っ。なんやねんこの桃。食いたないわー」
菅はとりあえず桃を川から拾い上げ、宇治原に電話を…おい菅ちゃん!携帯使うな!
「え?アカンの?えぇやーん一人で運べへんのやからー」
そんな問題ちゃうわ!昔々の話って始めに聞いてたよな!携帯はない時代やねん!転がしてでも運べ!
「ケチやなー…しゃーないな、運べばえーんやろ運べば」
口わっるいなぁ…とりあえず菅はアシンメトリーな桃を必死で転がして宇治原の待つ家に帰るのでした。
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