プロローグ

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今を去ること百年前…という程昔では無く、高々三年前だが、この『ひっそり学園』には、とある人物が入学した。 その人物の名は、樋馬夜央(ひゅうま やお)…通称ひゅまのんだ。 夜央は現在、壇上に上がり卒業生代表として話をしている。在校生からの掃除…じゃなくて送辞に対する返事、答辞をしている。 今日はひっそり学園の卒業式だ。そして夜央と愉快な仲間達は、この学校を旅立つ。 「(俺…もうこの学校を卒業か…。長いようで短い三年間だった…。明日からこの学校に来なくて良いって何か信じらんないな…。)…卒業生代表、樋馬夜央。」
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