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『おはよ…』
やっぱり!
「おはよ、藤堂君…と、…」
藤堂君の後ろに誰か隠れているのが見えた。
『おはよ!乙葉ちゃん!
私、守のお姉ちゃん!』
私が口をぽかんとして見ていると
『だって守が女の子迎えに行くなんて言うからついつい着いて来ちゃった!それに…。まあいいや!お邪魔しま~す!』
そう言ってお姉さんは藤堂君の腕を引いて私の家に上がった。
かくして、藤堂君兄弟はとりあえず私の部屋で待つことになった。
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