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-数分後- 「お待たせしました。」 私は急いで準備を済ませ部屋に行った。 『乙葉ちゃん、よく見るとカワイイじゃない!』 「はあ、」 お姉さんは美人だけどちょっと強引です。 『てかさ、持って来たんだ。コンタクト…。姉ちゃんのだから度が合うかわかんねぇけど…』 漸く藤堂君が口を開いた。 「ど、どうもありがとう。」 『じゃあつけてみ!』 と言われ、コンタクト初挑戦! 「う~ん、難しい…」 と言いながら付けてみた。 「あ、結構見えるかも。」 『よかった。』 藤堂君のほっとした顔がよく見えた。 よく見るとやっぱりカッコイイです。 『じゃあ今度は私の番ね!』 藤堂君のお姉さんは荷物をがさがさし始めた。
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