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『もう、赤くなってるんじゃないわよ!』
バシッ
とお姉さんが藤堂君に突っ込んだ。
『そんなのなってねぇよ…』
『あ、そろそろ行かなきゃ。』
時計を見ると8時。
「そうですね。私もそろそろ…」
と言って立ち上がった。
『じゃあ後は守とね!』
と言って私の手を藤堂君の手の上に乗せてさっさと出て行ってしまった。
なんか嵐みたいな人だな。
『じゃあ行こうか。』
藤堂君は私の手を握ったまま歩いた。
「私、もう見えますから、手を離してください///」
『イヤ』
またしても拒否されました。
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