04:オオカミさんの看病!?

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「もういい」 えっ!? 「いらないの??」 「うん………」 まだ、半分くらいあるんだけど……。 「残ってるよ??」 「食べといて」 そういって、目を閉じる。 するとすぐに、寝息が聞こえてきた。 熱、高いからしんどいだろなぁ。 とりあえず、このアイス……。 私が、食べちゃうとかかかかかかか間接……。 間接き、キスになっちゃう……。 でも、早く食べないと溶けちゃうし。 「麻椰斗くんに、あげよ」 私に、桔梗の看病押し付けた罰に。 そうと決まれば、善(?)は急げ。 ダッシュで、リビングに戻る。 「あれ?? 夏姫ちゃん、桔梗くんは??」 いち早く、私に気づく結子。 「寝てるよ。 ……………で、何やってんの??」 私は、唖然として部屋を見回す。
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