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「もういい」
えっ!?
「いらないの??」
「うん………」
まだ、半分くらいあるんだけど……。
「残ってるよ??」
「食べといて」
そういって、目を閉じる。
するとすぐに、寝息が聞こえてきた。
熱、高いからしんどいだろなぁ。
とりあえず、このアイス……。
私が、食べちゃうとかかかかかかか間接……。
間接き、キスになっちゃう……。
でも、早く食べないと溶けちゃうし。
「麻椰斗くんに、あげよ」
私に、桔梗の看病押し付けた罰に。
そうと決まれば、善(?)は急げ。
ダッシュで、リビングに戻る。
「あれ??
夏姫ちゃん、桔梗くんは??」
いち早く、私に気づく結子。
「寝てるよ。
……………で、何やってんの??」
私は、唖然として部屋を見回す。
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