04:オオカミさんの看病!?

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お盆を受けると、そそくさと出ていく棗くん。 「ごゆっくりぃ~」 アリスちゃんが、含みある笑みを向けて出ていった。 ご、ごゆっくりぃって言われても………。 こっちは、看病する身なんですけど。 「ね、それ何のお粥??」 おっ、桔梗クンは食べる気まんまんですか。 「んとね。あ、卵粥だ」 結構、美味しそうなんだけど。 「マジ!?俺の好物!!」 ベットの上に、座る桔梗。 なんか、小さい子みたいだな………。 早く食べたそうなので、ベットの側まで近寄る。 「何か、台みたいなのない??」 「台??」 「うん。 流石に、膝の上とか無理でしょ?? だから、病院みたいなやつ」 私は、必死に伝えようとする。 「いいじゃん、そこのテーブルにおけば」
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