04:オオカミさんの看病!?

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「えっ!? ベットから出れる??」 「ちょっと、無理かな??」 まだ、熱あるんだ。 「じゃあ、ダメじゃない」 「んー?? 簡単な方法あるよ??」 ほぇ??何だろう?? 「夏姫が、食べさてくれればいい」 桔梗が、悩殺スマイルをする。 いやいや。 「え、自分で食べれるでしょ??」 「無理」 そんな、断言しなくても。 「早~く!!」 桔梗は、駄々っ子みたいな声を出す。 仕方ないなぁ………。 私は、お鍋の蓋を開けてレンゲで掬って桔梗の口元へ運ぶ。 「はい、どうぞ」 「……………」 桔梗は、いっこうに口を開けようとしない。 な、何!? 自分が、食べさせろって言ったのに!! 「……………、そのままじゃ熱いじゃん」
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