第1章 神の武器

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第1章 神の武器

俺の名は、新井 竜次(アライリュウジ)、ごく普通の高校生。 勉強も運動もそれほど得意ではない。 特徴という物でもないが昔、おじいちゃんに貰った水晶のお守りをいつも、持ち歩いている。 そして、現在、俺は、進級テストに頭を悩まされていた。何故なら、これを失敗したら、留年、確定だったからだ。 しかし、そんな状況下であんな使命を任されるとは、思ってもなかった。 それは、ある日の事であった。 いつもの様に、学校に行って、いつもの様に、授業を受け、いつもの様に、家に帰ろうとした時、学校の下駄箱に一通の手紙があった。 内容は、「午後六時に廃墟の遊園地に来い。」と、書かれていた。
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