10才

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「ママ!」 私と兄は抱きついた。 「裕子(母の名前)しっかりまぁちゃんとたっちゃんを守るんだよ」 「ありがとう!今までありがとう!」 おばさんにお礼を行った母は私と兄を連れて切符改札機にむかった 「まぁちゃん、たっちゃんママを頼んだよ!」 「うん、ばいばーい」 電車の車内に乗り 「たつ、まぁ、お母さん一生懸命がんばるから着いてきてくれる? 「どこだっていくよ!だって家族だもん」 「たつは?」 「僕もいく」 もう二度とアイツに合わなくていいならどこだっていい。3人でやってくんだ 着いた街は長野県 駅前のスナックでお母さんは働くらしい。 寮は古くさい感じだか3人で住むには上等だった。 久しぶりに3人でお風呂に入るそれだけの事が幸せだった。
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