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僕は独りで家に帰った
貴方と2人で過ごしている家に…
鍵を開けて部屋に入り、上着を脱ぎながら部屋の電気をつけていく
机に置いてあるマグカップに目がいった
朝にコーヒーを飲んだまま、置いていったマグカップ
それは貴方といた朝を思い出させる
いつもいる貴方の姿は今はない
静かに涙が流れた
泣くな、泣くな、泣くな…
僕が泣く資格なんてないんだから
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