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トオルはガックリしながら、自分の席に戻った。 顔はイケメンの部類なのだから、その女好きさえ直せば、いい男なのだが…。 「はい、編集長」 「誰が編集長だ!」 こちらも同じく考えていた瀬川は、いつの間にか俺に編集長という設定を付けていた。 「編集長見て下さい。練りに練った作品になっています」 どうやら設定は変えてくれないようなので、俺は諦めて瀬川のポスターを見た。
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