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「おはよー泉♪カノン♪」私はいつも通り妹の泉と猫のカノンに挨拶をした
「お姉ちゃん!カノンばっか撫でてないで朝ごはん!早く作って!」
「はいはい今作りますよ泉怖いね~カノン♪」
こんなときお母さんとお父さんがいればと思う
「行ってきま~す」
「あっちょっと待って!お姉ちゃんも出る~」
いつもと同じことを繰り返してる
彼氏なんていらない
お母さんとお父さんに会いたい…
生きるって何だろう…
「お姉ちゃん!?どうしたの?ため息ばっかりついて…」
また考えてた…
「何もないよ♪それより泉あっちでしょ?行ってらっしゃい♪」
ふと時計をみると…ヤバい!8時10分!香織迎えに行かなきゃ!
「ごめん!香織!」
「どうしたの!?まだ5分早いよ!?」
見間違えてた…
「それにしても小百合いつも可愛いね!」
「あ…りがと」
「さ!学校いこ」
学校に行くと美由が男子からちやほやされている
「美由は良いね何もしてなくてもモテモテで♪」
「香織は優がいるでしょ!」
「そうだった」
「忘れてたの!?」
こんな話をしてるときが一番楽しい
「小百合!先生来るよ!」
と言われ席についた
いつもと変わらずちゃんと授業を受けて
お昼を食べて
学校が終わって
普通に帰ると思っていたが…
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