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「コケー、ココ、コケー!」
私は雄叫びをあげた。翼を大きく広げ、そいつを追いかけまわす。
「わっ、なにする!」
そいつはおっかなびっくりなようすで、逃げだした。その背中に、私は飛び蹴りをかます。
「ぎゃあ! まったく、なんてニワトリだ。金粉を食わして、金の卵を産まそうとしただけなのに……。飼い犬に手を噛まれる、とはまさにこのことだ」
そいつがまだなにか言っているので、私はもう一発飛び蹴りをかましてやった。その衝撃で、そいつが倒れた。刹那、私のご飯がひっくり返る。金色の粉が宙に舞い、あたりはたちまち金の食卓となった。
(附記)
お題提供者さま
東ズムさん
ありがとうございます
お題『金の食卓』
以上の枠で書いてみた。お題どおりにできているのか、よくわからない。というより、それ以前に話がムチャクチャか。
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