クイズ形式の短編小説

【ホラー】心霊写真《問題編》

その時、仲間の一人が震えた声で一言

「おい、これうつっちゃてるよ。」

それを聞いた俺達は一斉にデジカメの画面を覗きこむ。

その写真はタイマーモードで仲間全員が各自様々なポーズをとっている一枚。

震える友人の指が指していた所は・・・

後ろの２０ｃｍ開いているふすまの一番上の部分。

そこには、血走った目を見開き俺達を見おろしている青白い女の顔があった。

俺達は各々に驚愕の声をあげる。