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先攻は相手の召喚師の谷中が選択されてバトルが開始される。
自分フィールドの前に相手のフィールドが3Dで表示されて、その奥に谷中がいる。谷中の手元に5枚の手札を持っているのが分かる。
谷中「ちぇっ、女かよ!つまんねー!!」
3Dに映像化された谷中が嘆く。
マイ「感じ悪っ!」
マイは谷中に向かってアッカンベーをする。
ナオト「実際の所、FKの上位入賞者に女性は少ない。
マイを見ての反応がこれならまだマシな召喚師さ!酷い奴ならラッキーって喜ぶ!」
ナオトが真面目にマイの態度に答える。
マイ「どういうこと?」
ナオトの答えにマイは疑問を抱く。
ナオト「女性召喚師で残念だって思ってるからさ」
ナオトは疑問に簡易的な答えを与える。
マイ「そっか、この反応なら強い召喚師と闘いたがってるって反応なんだ。
って…弱いって決めつけてるって事じゃん。もっと感じ悪いよ!」
マイは説明を受けて反論する。
ナオト「実際にマイは強いワケじゃないだろ?正しい反応じゃない?」
ナオトの言葉はマイに会心の一撃を与えた!
マイ「ナぁオぉト~!」
ナオト「まぁ、どっちにしても外見で判断して油断しているような奴は大した奴じゃない!」
マイの怒りをナオトはサラッと受け流す。
谷中「始めるぜ!ドローステップ!ドロー!」
このゲームでは大きく分けて5つの時(ステップ)を経過する事でひとつのターンとして扱う。
まずはドローステップと呼ばれる第一の時でその名の通りにデッキトップの一枚を手札に加える事ができる。この時に手札を増やす事ができない場合は負けとなる。
谷中がデッキからカードを一枚引く!
谷中「俺はスタンバイステップをスキップしてターンステップにデッキトップをマナareaにストック!」
次に迎えるのがスタンバイステップでここではここで処理するべきカードの効果、コストなどの処理が必要な場合に使用される。
そして、第三の時となるターンステップとなります。
ここではマナの力を借りてクリーチャーのコール(召喚)や魔法トリガーを発動したり、フィールドのマナareaにマナをためる事が出来ます。
まずは谷中が行ったデッキトップのカードを裏のまま置く。魔石マナと呼ばれる力で属性を持たないマナの結晶で中に何が秘められているのかは誰も知る事が出来ません。
各プレイヤーは自分のターンの間に一度だけ行う事が出来ます。
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