2.瑞穂(ミズホ)

19/25
前へ
/192ページ
次へ
「俺が『好きだ』って伝えれば良かった?それとも、樹から離れれば良かった?」 類は瞳を閉じた。 「そんなの…どっちも出来やしない」 切なくて悲しげに、類は呟く。 あの子も泣いているのだろうか? たった…独りで?
/192ページ

最初のコメントを投稿しよう!

241人が本棚に入れています
本棚に追加