2.瑞穂(ミズホ)
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「俺は遮断機で、瑞穂さんはホーム?」 類は私を見上げながら手を伸ばす。 「そうだね。私たちは同じ電車を待ってはいないから」 「………」 類が私の頬に無言で触れた。 「君は怖いんだね?」 「…怖いよ」
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