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だんだん学校が見えてきた。
妹「あれが私達が通う高校かあ。まあゆう兄と一緒ならどこでもいいんだけどね!」ニシシ
兄「……そ、そうかい」
そういってこっちを向いて笑ってきた妹は、とてつもなく可愛かった。
兄が言うのもなんだが、もともと容姿だけならそこらのアイドルよりも、下手したら可愛いくらいなんだ。
そんな妹がたまに見せるこの無邪気な笑顔は、普段の変態な妹とのギャップで破壊力は抜群だ。
――いや、シスコンじゃないよ?
妹「あれ?ゆう兄顔赤いよ?もしかして照れてる?」
兄「て、照れてねーよ!」
妹「嘘だー!絶対照れてたね。もうゆう兄も可愛いんだから~。」ウリウリ
兄「やめろ、ほっぺをぐりぐりするな」
妹「照れてるくせに、もっと自分に素直になりなさい!私みたいにね。」
兄「いや、それは遠慮しときます」
妹「なんで!?」
こんな変態でどうしようもない妹だけど、毎日楽しくやってます。
兄「ほら、遅刻するぞ」
妹「あ、ちょっと待ってよゆう兄~、もしかして怒った?」
では次からは学校編スタートです。
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