第一章 初めての幻葬

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現代であり、現代でないところ こんな噂を聞いた。 宮長トンネルの下で、夜になるとお菓子をねだる幽霊がいて、お菓子をあげると無事だが、あげないと誰か一人が行方不明になる、といったものだ。 そんな話に僕は興味がない、と言ったら嘘になる。だが不可解なのが、一人だけが行方不明になることである。 幽霊ではない気がして、蒼太は真相を探ることにした。
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