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そこは、都会の隅っこにある河川敷。誰も手入れをしない草は好き勝手に生い茂り、心許ない人間が不法投棄した廃材が至る所に見え隠れしている場所。
賑やかな都心とは対極な場所。
光に対する影みたいな場所。
世界の端っこみたいな惨めで寂れて荒れてしまった場所。
そんな場所に、彼らはいる。
今巷を騒がしている連続殺人鬼集団。
警察にすら介入を許さない、最強の殺人鬼たち。
彼らは《殺戮敗者》と呼ばれていた……。
という妄想。
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