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リオ
「あ、どうぞ」
おかずを食べようとしたら、三人の女子がおぼんを持って来た。
その後、箒は先に抜けて、最終的に五人で食事をした。
†
──放課後──
グラウンドの使用の許可を取り、少しの間貸してもらえることになった。
リオ
「…フリーダムⅡ展開」
ブレスレットが青白く輝き、光はリオの体を包む。
一瞬の浮遊感の後、機体が身を包み一体化する。
リオ
「武装完了」
手や足など動かし、異常がないか確かめる。
リオ
「よし。──フェイズシフト装甲展開!」
灰色だった機体が、青と白のカラーリングにかわった。
リオ
「………」
妙に馴染む。
操作するとか使うとかじゃない。
まるでもとから体の一部だったような、全く違和感がない。
思った通りに動く。
解る。
すべて解る。
これなら、いつも通り…いや、もしかするとそれ以上に。
リオ
「行くぞ!フリーダムⅡ!!」
ブースト全開で地上から一気に飛び立つ。
そして、グラウンド上空を飛び回る。
これが…飛ぶ!
まるで重さを感じない。
すごい。
すごい!
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