第一章 入学先はIS学園

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リオ 「あ、どうぞ」 おかずを食べようとしたら、三人の女子がおぼんを持って来た。 その後、箒は先に抜けて、最終的に五人で食事をした。 † ──放課後── グラウンドの使用の許可を取り、少しの間貸してもらえることになった。 リオ 「…フリーダムⅡ展開」 ブレスレットが青白く輝き、光はリオの体を包む。 一瞬の浮遊感の後、機体が身を包み一体化する。 リオ 「武装完了」 手や足など動かし、異常がないか確かめる。 リオ 「よし。──フェイズシフト装甲展開!」 灰色だった機体が、青と白のカラーリングにかわった。 リオ 「………」 妙に馴染む。 操作するとか使うとかじゃない。 まるでもとから体の一部だったような、全く違和感がない。 思った通りに動く。 解る。 すべて解る。 これなら、いつも通り…いや、もしかするとそれ以上に。 リオ 「行くぞ!フリーダムⅡ!!」 ブースト全開で地上から一気に飛び立つ。 そして、グラウンド上空を飛び回る。 これが…飛ぶ! まるで重さを感じない。 すごい。 すごい!  
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