プロローグ

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あの日は出撃命令があった訳じゃない。 ただ時間があって、機体のメンテナンスをしていただけだった。 その時にセンサーに一瞬反応があり、単独で出撃許可を取り、調べに出た。 気のせいかもしれない、それも考えたが、どうしても気になった。──違う、今となっては呼ばれていた、そんな気がする。 反応があった海上に着いた、その瞬間。 操縦が利かなくなり、フリーダムⅡは俺を乗せたまま、どこかに翔び去った。 そこで記憶は一旦途切れた。     
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