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華「暇だなぁ~」
今日はもう、女中の仕事をすべて終わらせてしまったため、華南は暇していた。
華「んー、暇だし平助君の部屋に行ってみようかな」
華南は、スクッと立ち上がり、スタスタとその場を離れ、平助の部屋を目指して歩いていった。
―――――
華「平助君 入っていい~?」
障子越しに、平助に話しかけるが返事は無い。
居ないのかな?と思ったが もう一度話しかけてみた。
華「平助くーん」
と 今度は、う~ん。と唸り声が聞こえてきた。
華南は平助の部屋で何かがあったと悟り、勢いよく障子を開けた。
スパーン
華「平助君!?どうしたの!?」
平「えっ!華南ちゃん!?華南ちゃんこそどうしたの!?」
華「平助君の部屋から唸り声が、聞こえてきたか「えっ!?ごめん!知らない内に唸り声出してたみたい……」
な、なんて人騒がせな……。
てか その前に、人の話しを最後まで聞けぇぇえい!!
と 思ったが、口にはださず
華「で、平助君は何で唸ってたの?」
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