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平「聞き間違いじゃないよ?僕、男前に為りたいんだ!」
華「ええぇぇえ!!?」
華南はまた叫び声を上げた。
平「華南ちゃん…?ちょっと声…大きいよ?もしかして、僕には"無理”とか思ってる…?」
と 涙でうるっ とした瞳で華南を見上げる。
その姿はまるで、捨てられた子犬の様で、華南は放っておけられない という衝動に駆られた。
ああ、でも!!
平助くんは今のままでも、十分 男前!とは言い難いけど…
まあ、とにかく平助くんは男前になんかならなくても、十分モテると思うよ!!?
うん、ホント!
いや、マジで!!
とは思っていても、もちろん口に出すことは出来ず。
否、出来る訳がない。
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