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「オーバーっすよ。あいつも自分の体くらい自分で」
「アイツは死にたいんだよ」風がふいた
まだ夏なのに番長の声でびびり、
その風すら寒く感じた
「ちっ…」
「聞かせてくださいよ」俺は気になる。
「人の過去に首突っ込むもんじゃないぜ」番長は背中を見せた。
「知りたければ拳で聞け…ですか?」俺は聞いた
何がなんだがわからない、もう一人のメッタのツレはただのクラスメートなので、さっさとやられたフリを開始した。
「サトル…、貴様ならわかる奴だと思ったんだがな」番長はドカッと腰を落とした
これから実質番長の右腕の男と喧嘩をする
番長も負傷はしたくなかったらしい。
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