ツマンネ小説

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メッセ目線★ 番長の拳が顔に当たりぶっ飛ぶ、 「メッタ、貴様は強いが、もういらないのだ。貴様が負けたら、貴様は喧嘩をやめろ。」番長の言葉などキレた俺には馬に念仏だ 「調子こいてんじゃね~」番長を殴る 番長の苦痛の表情は、 はじめてみた 番長の攻撃が見える 何人ものヤンキーと喧嘩してきたせいか、 後ろに回れようと感覚で何処から、 攻撃されるか本能的にわかりかわせる。 番長の攻撃は初撃以外はかするくらいで、 直撃はしなかった。 こちらの攻撃は全て入った。 一発一発は番長よりも弱いが人体の急所を正確に狙い放たれている拳は、 一発また一発と当たる度に、 明らかに番長の体にダメージは蓄積されていっている。 30分くらい殴りあったろうか…? お互い息が上がり俺らは何時間も殴りあったような気持ちでいた 「おらおら、番長、本気できてくださいよ。そんなんじゃ面白くない」 番長は学ランに手を入れた そして、 学ランから出てきたのは剃刀、 カッターよりもやり方次第ではよく切れる。 番長はハァハァしながら、剃刀を向けた 「警告だ。引かないなら、貴様を殺す。」番長は本気のようだ。 「本当に切る気があるのなら、やってみてくださいよ。」俺は拳を強く握った 番長は剃刀をふりおろす 「!」 よく見ると剃刀のケースが付いたままだ。 これなら、 左手で弾いて、 バシッ☆ 左手で弾き、 右ストレートを番長の顔面に打ち込んだ 番長は吹っ飛んだ。 …今まで頼っていた大きな背中…それが崩れる瞬間。 自分が一番になったのだ 本来なら嬉しいはずなのに… 俺は泣いていた そう 誰かに俺はやられたかっただけなのかもしれない。 「ぉ…おい!メッタ!!!」サトルの叫び声で我に変える 体の痛みが蘇る
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