ツマンネ~な~

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ツマンネ~な~

メッタの家族は父親しか居ない。 番長は重い口を開く。 メッタの母親は父親に愛想をつかした。 そして妹さんが居たらしいが、 事故で死んだ…とか、 サトル目線 メッタが左手を縫ってもらい出てきた。 傷は深い。 医者に待たされている間に、耐えきれずに俺は聞いた。 「俺は番長の左手…お前は右、そしてお前は今、番長に勝った。今はお前が番長だ」俺は言った 「そんなつもりはない。もう喧嘩もしない。」メッタはボーと前を見る 「お前の左腕が俺なら負傷したのも俺、その原因になった理由をだな…」 「ハッキリ言いて~事があるなら言えや」メッタに言われて、 初めて聞く気になった 「母さんが出てったんだってな。っで妹さんが事故で死に父親しか居なく、それで荒れて喧嘩に走った。それの何処にお前の悪いとこがある?」 俺は聞いちゃいけないことと知っていながら聞いてしまった 「母さんは出てってね~よ」 「あんだよ、デマ情報か…」 「死んだんだ。正確に言うと自殺だな。」メッタは大きな事をサラッと言った 「妹も事故じゃないぜ。俺と遊んでてな。俺が目を離していたら、赤トンボを追っかけてな…車に跳ねられて」メッタは鼻で笑った。 「ワリー」 サトルは目を背けた 「いいんだよ。おかしな話だよな。母さんは「あの子一人じゃ迷っちゃってあの世にしっかり逝けない」とかワケわからないことほざいて死んで、父さんは俺を育ててくために生き残ったが酒に酔うと俺を殴る。それほど妹の奴を愛してたんだ。…なのに俺は覚えてないんだ。」メッタはおかしな事を言う
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