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愁稀は泣きながら話すセイを強く優しく抱きしめた。 愁稀「落ち着いた?」 セイ「うん。大丈夫」 愁稀はセイが泣きやむしばらくの間、ずっとセイを抱きしめていた。 泣き止んだことを確認して離そうとしたら 愁稀「…セイ?どうした。離して?」 セイ「…やだ…!…離したらまたどこか行っちゃう気がする…」ギュッ ……。 可愛いなコイツ… てか、セイってこんなキャラだったか? 俺いまかなりきたぞ…← って!! ダメだよ!! 愁稀「セイ?大丈夫。どこにも行かないから。だから離して?セイの顔みたいな」 セイ「…ん。」 セイは愁稀から離れて、顔をあげた。 愁稀「セイ前と変わらないね。漆黒の髪に青色の瞳。俺の好きないろ」 セイ「変えないよ。オウが似合って、好きだったて言ってくれたんだもん」 セイはなにも変わらない。 たぶん龍神のみんなも… 愁稀「そうだ!!セイ名前教えて?」 セイ「?…オウなら知ってると思ってたけど…」 愁稀「ん~、知ってるけど、セイの口から聞きたいの」 セイ「そっか。じゃあ、俺の名前は九条聖-クジョウコウキ-3年で、風紀委員長やってる」 愁稀「風紀か、次は俺な名前は鳳凰愁稀、2年だよ」 風紀か… 面倒だな… まぁいいか。        
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