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聖「部屋番号とか聞いた?」
愁稀「いや、寮長に聞けって言われた」
聖「じゃ、こっち」
ピリリリッ…
聖「ごめん、電話だ」
愁稀「いいよ。早くでな」
聖「うん」
にしても、広いな。
天井も高いし…
聖「わかったって!じゃあな…ごめん愁稀、仕事はいちゃった。ここが寮長室だから。また学校でね!!」
愁稀「おう、ありがとな!!」
聖はまたねと手を振りながら走って行ってしまった。
寮長誰だろ。
愁稀「よし!!」
コンコン
「…」
愁稀「?」
コンコン
「……」
愁稀「…」ブチッ
ガチャ「…あぁぁ!…若、宮様…やっ…ダメですぅっ…あぁ!!」
若宮「…っは、ダメじゃねーだろ。…」
愁稀「…」
コツコツ、ガサガッ
あ、部屋の番号書いてるし…
愁稀「…鍵もらって行くよ。じゃ、ごゆっくり」
「「えっ(は)…?」」
コツコツ
若宮「…いや!!ちょっと待て!!」
なんか言ってるけど無視。
黙ってヤってればいいじゃん。
あぁ~最悪だ…
早くへ「待てって言ってるだろ!!」ガシッ
…ほんと、最悪。
愁稀「離せ。てか、黙ってヤってればいいだろ」
若宮「いいから待て!!お前は早くでてけ」
「えっ…でも…」
愁稀「なに言ってるんだ。俺が出て行くから、離せ」
若宮「お前は黙ってろ!!早く出てけ!!」
小さいこは顔を赤くして、走って出ていった。
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